ANCIENT KILN

史跡 三井瓦窯跡

古代寺院の建設を支えた、斑鳩の瓦生産を伝える史跡。寺院の「外側」にあった技術と生産を読みます。

ANCIENT PRODUCTION

寺院は、瓦をつくる場所があって初めて建てられる

三井瓦窯跡は法起寺西側の丘陵に残る古代の瓦窯跡です。出土瓦には法輪寺や法起寺との関係を示すものがあり、7世紀後半から8世紀初めごろの寺院建設を支えた生産遺跡として重要です。

BEHIND THE TEMPLES

寺院の背後にあった生産

大量の瓦をつくる

大きな寺院を建てるには大量の瓦が必要です。瓦窯跡を見ると、寺院建築が周辺の生産活動と一体だったことが分かります。

瓦が寺院をつなぐ

出土瓦の形や文様を比べることで、どの寺院と技術的につながっていたのかを考える手がかりになります。

丘陵という立地

窯は建物のそばではなく、生産に適した場所に設けられました。寺院と生産地の位置関係を見ると、古代の土地利用が立体的に見えてきます。

FOLLOW THE TILES

瓦から寺院へ戻る

「残っている建物」だけが歴史ではない

窯跡や寺院跡のような生産・発掘遺跡を見ると、斑鳩の古代史が寺院建築だけではなく、人・技術・資材の流れによって支えられていたことが見えてきます。

法起寺を見る法輪寺を見る